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夕立
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作詞 蘇季 |
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今日は 何も持たずに出かけよう
全ての準備は調えられた
その崩壊が始まるまで
ボクは朝が来たことさえ気付かずに
眠りにつくんだ 永遠のように
繰り返し地に堕とされる夢を見る
翼は隠された 愛しい誰かの手によって
君の許へ戻れるのなら 還れるのなら
罪でもいい 笑えるさ。
雨の調べ 静かに音を鳴らす
僕の足元に 水溜り 何処へ行くのだろうか。
ボクは何処へ向かうのだろうか
雨の中映し出される幻想は
心の傷を洗い流して塞いだ
愛しくて ただ なんとなく
この手を流れていく雫に 小さく祈りを込めて握りしめた
決意に 似た 儚さ故 の 孤独に
身を任せて生きてみたけれど、
日々あまり変わりなく
過ぎてくだけで 泣き出した
それを隠すように 空もなくから
傷みは増した それでも 優しく
僕を包んだ 救いだしてくれた その両手に
泪一つ 願いを込めて
手を振って 帰るんだ。いつの日か
僕の手が冷たくなって凍えるまで
君の隣にいさせて。
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