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mysterious rail
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作詞 蘇季 |
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――あれからどれ程の時が経過したのであろうか…。――
ふと呟き、佇むもの一人
閉ざされた無限空間。
平行線をたどる 矛盾した生活
時間すら失くしてしまったらしい
心さえも壊れたらしい。
あれから幾度の世界の終焉を聞いただろう。
どれも当りはしなかった。
それは悪しき方へと傾かなかったからか・・・。
しかし、どうでもいいことだ。
私には 時間すら残されていない。
目が霞むのさ 意味もなく
ただ最後は 空を見つめて眠りたい。望めるのなら。
太陽はこの身を 焼き殺すから
砂・塵となって 風に消えていこう。
思い残すことはない。
人に対して云い残すこともないんだ。
扨、 何処へ行こうか
輪廻の果てへ 堕ちていくか
川の畔まで 飛び立つか
最後に来た者に 言葉を託そう
[お入りなさい]
手招きするこの矛盾なる世界へ
私の力を託して
呪いを 解かれる日まで
それまでは
------サヨナラだ・・・・・・・。--------
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