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何事もない日など ある訳はなく 目の前の景色は 色あせていく。
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作詞 蘇季 |
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何事もなく閉ざされていく空間に
誰も知らない 時空の歪が生まれた。
歪なまでの その姿に
誰も気づくことなく 過ぎ去った。
何かが ある訳ではなく
ただそこに 存在(い)るだけのものだから
気付けやしない。
誰も 何も。
目の前の景色は
黒く崩壊し 白く澱んでいく
僕らを残して 季節(とき)は巡る
色あせていく記憶の奥に
誰もが 忘れていく
些細なことでさえ
僕は見つけては
破壊する。
禍々しく 残される残骸には 目をくれず
人とは 真逆の方へと再生するために
生かされたのなら それが役目として
消滅していこう。
迷うことなく。
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