|
|
|
白い雨
|
作詞 蘇季 |
|
傘をささずに出かけるなんて
何年振りだろうか。
雨に打たれて
心をいっそ 刺してしまえば
“楽になれる”? 嘘吐かないで。
痛みを増す 麻酔の如く
残っては取れない 仮面の様だ。
喉の奥が痛いから
・・・いっそ声にしなければいい
静かに語る 水の調べ
耳元で囁く
遥かな旅路を
辿りゆけば どこへ向かうの?
わからない。
だけど、行こう。
何が待ってるかは知らない。
ただ 虹のかかる世界を見に行こう。
強く、胸を刺す 白い雨
その名を誰も知ることなく。
遠い遠い 光と共に
置き去りにして、 ・・・置き去りにして。
|
|
|