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微睡〜うたかた〜
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作詞 蘇季 |
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優しいまどろみの中 君の声が 聞こえた気がした。
気のせいでもいいね。
大切な人の言葉ほど 心[み]に沁みるものはないって
遠くささやいて 消えていった。
風が全てを奪い去って。
・・・この声が聞こえてますか?
いつか探して。僕を
僕も探しだすから。君を
切なくて 息苦しくさせる 箱の中 一人きりで。
目が眩む 外の世界は 眩しくて
動けなくさせる 人の声 また誰かが傷付けあって
傷跡を抉るだけの戦争なら止めればいいのにな。
簡単には成長しないね 人って。 頭の奥で誰かがささやく
だからこそいいんだよ。 ただその言葉に言い返すだけ。
だからこそ面白く、 関わりあっていく
空から見える情景 階段を駆け降りて
見上げたら いつもとは違う場所に
生きていた。
ああ、これが いつも見ていた街か。
ただ笑う事しか出来なかった。
そして少しずつ その記憶は融けて 夢と化した。
夢から覚め、窓の向こうの「夜空」が
蒼く染まっていた。
それにまた僕は…――。
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