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Secret of the moon
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作詞 蘇季 |
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駆け巡る残像の中 君は遠く映って
近付けば 壊してしまいそうで
触れたら 動けなくなりそうなんだ。
だから動けないまま ここに留まってしまう
それでも
言葉にならなくても 歌に乗せるから
聞いてくれ お願いだから
「多くを望めば、」
最初は君がそこにいる事が幸せだったんだ。
言葉だけでも分かるようなそんな関係
友情とも言える そんな絆でつながっていたい。
人が怖いくせに嫌われたくなくて行動した
人が好きだったくせにいつの日か信じる事が出来なくなったあの日
忘れる事は出来ない。
夢の中に とらわれていたんだ
現実を信じるのが怖くて
でも、どうしても前に進まなきゃ変わることが出来ない
そんな世界もあるだろ?
だから何もないフリをした、笑ってるふりをしてたんだ
どんな傷も見ないようにして
いつの日か空回りする 僕の 世界(ことば)
伝える言葉も見つからなくて
言えなかったんだ
「ありがとう。」って
真実の向こう側で 嘘が纏う
それを払いのけたら 僕の側に皆が居た。
無理して笑わなくても 皆は変わらず僕に話しかけてくれたんだ。
そんな当たり前の事に気が付いて
何故か 目に 涙がこぼれる
あふれ出した感情は 行き場を無くして
叫び声として とけていった
“守っていた”はずが“守られていた”んだよ
誰も気づかないうちにね
多くを望めば もっと楽しく仲良くなりたい
笑って話が出来たら 一番いいんだけど、
まるで黒い雲が月を隠すように
心が雲を纏って 言えなかったんだ
「ごめんね」って
信じなければ信じてくれないから
信じようとして 努力をした。
そんなことしなくても そばにいてくれることが分からなくて
だから 自己欺瞞になって
欺き続ける事に必死で 周りの事が見えてなかったのかもしれないね。
心の傷がいえるまで 時間が少しかかりそうだけど、
それでも人間(ひと)は歩き始めるんだ。
それは 生きとし生けるものに伝えるためのレクイエムのよう。
脱線する いつだって それでも軌道修正して
描いていくんだ 自分だけの世界を
僕たちの手で。
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