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黒白世界
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作詞 蘇季 |
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白く澱んだ 水の底に
君だけがうつる
最後の雨。
ふわり飛んでゆく 切なき夢の
後に来ゆるは
悲しみの闇
償う罪は気付かぬうちに重なりゆく
キミの声さえも届かないように
遠ざかる 記憶だけ
この掌に 映し出す空。
キレイ事と 笑って見せた
心の中 闇は覆うばかり。
時の秒針 錆つき始める
渦巻く羅線に
キミはもういない。
永遠の時を生きすぎた所為?
誰の名前さえも 思いだせない。
苦しくて 掴んだその手は
冷たく消えて
去り止まぬ雨の音に
壊された
継ぎ接ぎだらけのこの体は
何時になれば 滅して逝けるのか
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