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花歌
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作詞 蘇季 |
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君がいて僕がいた この道の向こうには
春風が舞っていて 優しく包んでくれていて
まだ帰りたくないのに 君と居たいのに時間は過ぎていく
あの日の出会い 今でも君は覚えてる?
君は夕日を背中に 桜を眺めていたよね
だけど僕はどうしようもない衝動に駆られて
家とは反対の方向に走り出すのさ
辿り着くまで 君を忘れないでいたいね。
だから・・君との記憶は夕日に刻んだ
夕日が真っ赤なのは もしかしたら僕のせいかもね
一瞬が永遠に繋がるってこと 儚く脆く、だけど何よりも強い
人生は1つ、1つの積み重ね 一秒を重ねて明日が来る
君の言葉でさえも この心は癒せないから 二度と…。
それでも今日は終わらせる 知らない明日へ進むために
明日は辛く遠い君の声も届かないくらいに
嗚呼 花は咲き誇りながら散り行くから 儚くて
人の心の隙間に咲いた花は心の中へ…
蕾のまま枯らしてしまわないように強く・・・
散らない花は無い でも咲かない花も無い
そしてまた春が来て 小さな心が目を覚ます
小さくも君の色彩を胸に花びらを染めていくから
笑えずに 泣けずに生きていけるのかな?
心の果て 辛く苦しい荒れた荒野潤う水も
何もなくて枯れ果てた己の裏側笑えないよ
君が居なくちゃ泣けないよ
僕が苦しいから君はどうか笑っていてよ
僕もいつか笑えるようになるから必ず荒れた荒野を 元通りにして見せるから
家に帰っても誰も居ない悲しいなんて弱音呑み込んでも悲しい・・・孤独とかそういうものが欲しかったわけじゃないけど君が居ない場所は家
本当は家なんて大嫌いなんだ君が居ない家族が居ない僕は我侭だったのかな?
ただ、家に帰らない口実を作ってるだけなのかな?
時は奏でて君の心に 届くようにまた春が来るから。逃げ出した夜 涼風(すずかぜ)に乗せて
送る花歌を君の側に 僕ら永遠の時を刻もう
忘れないために夢を叶える為に
神様でさえ人の心は操れはしない。そう、簡単に。
lula-lalula-la-晴れ渡る空に
もう夏を感じている 人の心は春のように暖かくて
空っぽだったはずの家も賑やかで
僕は次の春までの 時間を数えてる
君に早く会えるような気がして 駆け出している
僕の大事なモノは
半径3メートル以内には無くて 駆け出している
春風は次の国へ 花歌は君の下へ 駆け出している
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