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業の市
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作詞 蘇季 |
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点々を打つ空に紺色のペイントを。
インクをぶちまけて
[夜]と名付けたなら
あっという間に
インクはとろけ落ちて
砂時計の 輪舞曲(ロンド)
朝昼夜を繰り返す
ある日黒い雨が頭に降りかかって
どうやら紺色のペイント使いすぎだったようです
天気予報を調べようともノイズだらけ
いたずらも程々に
影がヌラリと笑った
さぁさ、手をたたけ
欲しいものはありませぬか
時間がほしいとか
そんなの大概にしろ
さぁさ、ご覧あれ
君たちが今まで
無駄にしてきたモノ
壊してあげましょう
ほら、ここにあるのは時間と水とガラクタ
鉄パイプを振りかざして笑ってみせろよ
仮面の裏側の真実に辿り着いたところで
もう誰も直せない
このピエロの心は
ココロすら売り出して平然としてやがる
「ホントはそんなつもりでいったんじゃない」とか
後付け・こじづけ いくらでもできるでしょう
弁解の余地はあるようでないのですから
口にしたセリフに 責任をなすりつけんな
さぁさ、足ならせ
踏んづけているモノは何か
わからないままで
周りに合わせたら
さぁさ、足を見よ
気付いたときには遅い
それは君が望んでたモノ
ほら、其処にあるのは時間も水もガラクタ
一緒くたにされてわかんなくなっているね
鏡を見たならその姿に 戦(おのの)くでしょう
そして手渡された仮面をつけて
次はお前の番だってさ。
ほら、ここにあるのは時間と水とガラクタ
鉄パイプを振りかざして笑ってみせろよ
仮面の裏側の真実に辿り着いたところで
もう誰も直せない
この汚れた心は
倫理すら売り出して平然としてやがる
泣くこともできなくなってしまった
道化は踊る
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