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とらふめ〜忘却〜
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作詞 蘇季 |
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ありふれた科白で
誤魔化す 人の声
ことばも 時には残酷だと
消え行く人の中 ”想う”
手入れも行き届いてない
部屋 の 隅 は心地良くて
塵の一部になったまま
一日が 暮れるのを 願った
引き留める こと すらできなくて
破り捨てた 紙の価値を
”はかる”
静寂 を 斬り裂くには ちょうどいい
銃声が 胸を撃つ ah-
いつか 忘れてしまえる 日々 を
どうして すがりついてしまうのか
分からず 今日も 一人
君の ことば を 待っていた
”愛しい”なんて言えないや
”好き”で いるのも 困難 なのに
”それでも”って繋ぎ止めた コトバ
いつか忘れてしまうんだ
僕は。
愛想笑いに つかれて
笑うこと すら やめたんだ
こどもの 頃に 見てた 夢
聴こえるのは 煩わしい 想い出
引き出しの中を のぞく度
やり捨てたままの文字を
”みてた”
脆弱な 自分を 憐れむようだね。
叫弾が劈いた。
いつか忘れてしまうんだ、君を。
そうして 明日へと転がってく
”アイタイ” と呟けば
僕は無力なんだと知る
”意外”だなんて 思うかもしれない
衰弱している心に問う
雨のちの 天気図の 事は
いつかわかってしまう
君へ
いつかを忘れてしまえる君へ
どうして繋ぎ止めてしまうのか
やっと見つけた 返事(こたえ)
君の コトバ を ききに行ける
”愛しい”なんてもう言えないや
”会えない”だけで辛くなってく
そして 告げなきゃいけないんだ
僕は君に
”トラワレテル”
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