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カレンダー(色彩)
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作詞 蘇季 |
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ただ流されていくみたいに
生きているわけじゃないって
つぶやいても
周囲からすればそうじゃないんだって
わかった「ふり」をした
本当の答えは?
窮屈な毎日、急速に回る日々
一秒たりとも待ってはくれませんが、
それでもなお僕の存在は
いつもおざなりというか
もうぞんざいに扱ってしまいます
本当の言葉を
きいて、きいて、きいててよ
今から話しますから
穿った石の向こうに見える世界で
迂闊といわれても仕方がないのですが、
疑わないで、これからの言葉を
経過発表なんてしたところでさ
うだつが上がらないとか
愚痴ばかりこぼしてちゃ
結局、やりたいことも見つからないもので
「どこにいきたかった?」とか
訊かないでさ。
経験不足がいまだにたたって
身体の節々がとても痛みます
原因は何かってわかってるけど
それをすべて云う必要などないでしょう?
「本当の自分はどれ?」
問いかけないで
答えられないよ
いじわるばかり?
違うよ。本当は優しくありたいさ
そんなのわからなくて表面で語るなら
もう本当のことなんてわからなくていいよ。
本当にそれでいいのかい?
はらりと流れる時間の旅
唯一無二の君へたどり着く前の物語
何度も何度も繰り返して
僕は君の声を聴く
痛みに沈む海の底で
今日をまた
昨日に置き去りにして
生現死の向こうへと
足をかけていく
ひとつ、また、ひとつ。
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