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微熱
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作詞 蘇季 |
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君に触れるかすかな瞬間は
時間が流れていることも忘れて
『愛おしい』なんてさ
思う日が来るなんて、
思ってなかったんだ。
「大切なモノをそう簡単に、手放せないくせに」
段々全てがだるくなっていく
微睡む時間が
崩壊(こわ)れていく
眠るのも惜しくて
歌えば恋しくて
口ずさむセリフが
世界を回しだす
まるで地球儀みたいだ。
君が信じてる「運命」ってやつは
人を傷つけるためだけに
存在するのか?
「大切にしてゆこう」って口にした矢先に
裏切り、横切る、君の何を信じようか?
それでも少しずつ
握りしめた手から帯びてく熱が
僕を蝕んでいく。
君が触れたかすかな時間は
ひとりぼっちじゃないよ。って
言葉だけを残して
次の季節へと連れ去っていった。
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