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ガラクタの町
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作詞 蘇季 |
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そうだなぁ。
あれからどれぐらいたったのだろう。
思えば遠い昔、
君が笑う顔があんなにも好きだったのにな。
知ってるかい?君の弱さに気づいてた。
どうしようもない、今更悔やんでも。
動けなかったことを責めて
生き続けて数十年と何秒?
もうそろそろ許してもいい頃だよね?
本当はわかってた
なんて言葉
繰り返したところでさ
何も戻ってこない
歩き出そう
今できることはそれだけ
そんなこと誰かが言う前に解ってるんだよ、もう。
気付かないふりしてあの頃の僕は何していた?
夢中でしがみついた。ガムシャラに生きていたつもりだったんだ。
「後悔を忘れて」
歩き出すわけじゃない。
将来を見据えて描き始めたわけじゃないし、
路頭に迷って口ずさむ歌は
遠い昔に君が好きといった
―ノスタルジア―
今見える世界はただの物語にしかすぎない
ファンタジーでしかないなら
笑えたのに
歪んでく歪んでく終わりが見えない…
手をのばしたところで
空白をつかむだけ。
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