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爪痕
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作詞 蘇季 |
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泣きながら手を伸ばす今日のこと。
まるで迷子の子供のようで
安心して腕の中で眠れた。
「さみしいよ。」
なんて吐き出された言葉すら
君は笑って抱き寄せるから
僕はそのやさしさが怖くて
好きだった君を突き放す、
何度も。
「好きだよ」なんて言えなくて
「愛しさ」ばかりが募って
「ダメだよ」って笑っては、
「嫌」になれなかったのは
君だから?
名前を呼んで
肌に触れて
痛いって泣いてる心に気付いて。
信じきれない君のこと
許せることもない僕のこと
唇に触れる一瞬の魔法で
夜に溶けてしまいそうで
瞳をそらせない、まま
陥る場所は?
今宵も答えのない幕引きを・・・。
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