|
|
|
宵月夜
|
作詞 蘇季 |
|
はじまりにみえた季節は
音もなく おわりを みせる。
頼りなく過ぎるだけの日々。
簡単に 過ぎてった 人たち。
夢でもみていたんだね。
隣には 君は いないのに。
永遠を のぞむ位なら
セツナイ 時間(とき)の中を生きていたい。
何故かなぁ...。
ふとよぎる あの日の言葉
偽りに似た真実で
泣き叫んだ君を手放せなくなってしまった。
「ねぇねぇ。こっち向いてごらん。」
空を見上げて指差す
「あの空を辿れば、君の許に ゆけるかな?」
あの時、翼を堕とさなければ
いつだって すぐ側に飛んでいけたのに
何が悲しくて 遠く 離れてしまったのだろう
そうやってふと思い、笑ってみせた
宵月夜
夢だったのかな?それとも...。
考えだけが膨らんで。
摘み取った果実は腐りかけ。
徐々に黒に染まる躰。
emptinessの世界
何処までも続いては消える
果てのない旅なら
簡単に止めてしまうこともできるけど
それはendless gameだよね?
如何して
君がくれたものスベテは
曖昧で適当に並べられてゆくよ
この声がとどく頃には
きっと お互いに 笑いあえるよね?
僕の手の中にあるものは
君との思い出ばかりで
それでもいつか失う気がして
ずっと怯えてた。
星を巡り 気付いた心の中で
叫んでいた。冷めていたフリをしてたと。
繕った笑顔の裏に気付いてほしくて
涙だけが 何故かな、溢れてくるよ。
いつの日かまた巡り会えた時は、
宵月に隠したコトバを
伝えるから。
|
|
|