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Abent
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作詞 蘇季 |
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雨音響く夜は
星だけが澄みきって
カラリと廻り始めるモノは
運命か 宿命(さだめ)か
捕う影 追い越して
懐かしい花の咲く方へ
足を運ばせては
涙だけが流れ落ちる
深い森の奥で
疲れきった躰(み)を委ねて みても
眠れぬ夜は続いてく
止まることのない この心臓の
唄は誰そに委ねよう。
あまねし雪の気配は
幻を魅せては
カラリと音をたてて翔け抜け、
天へと 今 消えゆく
掬うた影 手離して
閉ざした檻の向こうへと
足音を響かせては
波が便りを運んだ。
深い森の奥で
始まった宴の中で きこえた
眠りを覚ます 鐘の音
消えていく人やモノたちの
行方は もう わからない。
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