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繰り返す・僕の考え
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作詞 蘇季 |
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手のひらに乗せた花弁
握り締めたら、粉々になって。
ありふれた、冷たい言葉[かぜ]が
掻っ攫う様に消えていった。
透明なイメージ模って
誰にも見えないように
箱に詰め込んで。
見透かしたフリをした
人間共はすべて
視界から排除するように
眼鏡を外した。
繰り返す闇の向こうで
遠い昔の誰かの声がする。
涙は涸れ果ててしまってるので
鮮血が僕を纏う
嗚呼・・・・・。
塵を払うように肩に触れて
雨が降った事、改めて確認して
太陽に手を翳してミテみたりして
また溜息なんてキリないな。
「セツナイな。」なんて苦笑して
現実に向き合おうとして
無理して笑ってみた
それでも胸に埋め込まれた痛みは
タイマーかけて寝てるみたいで
いつになっても消えないまま
赤が黒になる瞬間を待っている。
まだ眠たいふりをして
携帯を開いてはまた閉じて
何を期待してるのか
また溜息吐いて
夜が明けた事を思い知る
君に届くことのない言葉を
胸の奥にしまいこんで
何事もなかったように笑って過ごすよ
君の為にもう泣かないって決めたから。
後悔を繰り返したとしても
消した君の全てを
僕から取り戻すことなんてしないから。
せめて。「笑って」
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