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ANOTHER
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作詞 蘇季 |
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月の灯りが 示す方へ 歩き出せば
きっと何処かで また会えるよ。
そんな気がした。 (ah-)
一人空見上げ ながめてた 花の行方を
ずっと追いかけ まわっていたね。
今じゃ懐かしい
そのままでいて、変わらないでいて。
願うほど、届かなくて
立ちつくしたまま待ち続けてた。
その聲を 今 迎えにいくよ。
最初で最期のキス 忘れないでね。 忘れたくないから。
忘れられないよ。あの日から変わってしまった、世界が。
いつかは離れていく人よ、どうか幸せでいてね。
小さな希望(ゆめ)の中でただ思うよ。
たとえ 別れが来たとしても。
嫌われたとしても。
星の光が 漂う先 佇んでた
ずっとこんな日が 続きますよう
願っていたけれど。
刻一刻と せまる“さよなら”
「君に出会わなければ」なんて嘘。
出会わなければ 変われなかった
そんな事さえ 気付かないフリをした。
季節はただ巡り 何も言わないで 過ぎ去っていた。
もうキコエナイね。
遠ざかる 取り残されてく 世界が。
それでも 心の中、愛しかった 人だからこそね。
小さな希望(ゆめ)を持ち続けては
儚く散った夢の続きは、
誰にも理解(わか)らないよ。
静寂が包む 闇の中で
やっと見つけたのに 壊してしまった。
振り続く雨の中 傘もささずに
今日は出かけようか。
誰の目にも映らなくても。
それでいい。君がいないなら
なんて
気付けば 雨もあがり 空を見上げた。
途切れていく
雲に乗っていても あの日へと 戻ることはできない。
ねぇ、いつか離れていった人よ、
どうか忘れないでいてね。
目を閉じ 時の中で 漂いながら
別々の道を歩み出す。
嫌われてしまったとしても。
繋いでいた左手を手放す日が来ただけさ。
「だから 大丈夫」って
強がり笑う 。
変わってしまった世界で。
小さな声で呟いた言葉は
誰にも届きやしないさ。わかっているから。
残された傷の意味さえも
知ってしまったから。
だから
それぞれの道をゆこう
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