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FAKE or.........?
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作詞 蘇季 |
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動けなくなるまで
眠らずにいた。
他人の為の操り人形
そんな生き方。
つまらないというより、
空虚に居るの。
クダラナイというより、
戻れないでいるの。
「やさしい」なんて人は云った。
それはただの甘さなのに。
「素直だ」なんて誰が言った?
本心隠すことにいつも必死なのに。
嘘だらけのその声を
塞ぐものはマスクだけ
いくら重ね続けても、
虚しさは誰にも拭えない。
嘘つく癖が身にしみついて
指先から黒く腐食していく
侵食されたこの殻は
表面だけを繕っていく
引き攣った笑顔で満足するなんて
その事にまた笑う。
「ただしい」なんて誰が決めた?
それはただの洗脳なのに
「味方だ」なんて誰が言った?
いざ、他人の事になると逃げ出す癖に
一言交わしただけで
友達とは虫唾が走るね
ときには許せ、毒舌ぐらい。
勝手にイメージ作り上げて
その通りにしか動けなくなる
心の中など見えないくせに
「わかった」フリなどしないでよ。
泣き虫をずっと隠し続けて
これからも生きていかないといけないのかな?
ある日当然、表情をなくしたら
周りはどう思うだろうね?
それが面白くて楽しみで
たまらないなんて
ひどい人間と思うだろうか。
それでも、繕い続けなければいけないのなら
「人間って疲れるね。」
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