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作詞 蘇季 |
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切なく甘く 耳元に囁く声
瞳の色、妖艶で
惹きこまれそうだ。
そんな自分がみっともないって
冷たく突き放す 何度も
君が。
「自分が嫌いだ」って
そんな科白(ことば)も
どれぐらいの他人(ひと)に言ってきたの?
同情なんて これ以上 求めないで。
共感なんてできないわ。
傀儡だもの。
君にとってこの世界はゲームの一部でしかないのだろう。
だけど世界(うきよ)は兎角住みにくくて
思い通りに動きはしない。
それでもイラついてばかりじゃ楽しめないだろう?
されど現在進行形で流れる時間(でんしゃ)しか
止まってはいないよ?
「あきらめて。」
溜息吐いた 午後の公園通り
一人の色、照明で掻き消されそうだ。
そんな世界に 疲れ切ったように
冷たい指先で なぞるよ。
「他人はどうでもいい」って
そんな言葉(やいば)で
どれぐらいの声で 振り降ろしてきたの?
同情なんてこれ以上求めさせない。
共感なんてできないの
「どうでもいいもの。」
君にとってこの世界はゲームの一部でしかないのだろう。
されど世界(うきよ)は住みにくくて
思い通りに動きはしない。
それでもイラついてばかりでは楽しめないでしょう?
だけど現在進行形で流れる時間にしか
行ける電車は残されてないよ?
さぁ、「あきらめなさい。」
振りきった剣に滴る
雨が頭上に降り注ぐ
それから
これからを生きることを
見出さないとね。
冷たい風の中で 平然と笑ってるより
解りきった嘘だけが
この世界を紡いでいく。
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