|
|
|
泡沫人
|
作詞 蘇季 |
|
遠くの夢に 思いを馳せて
幼き頃に 見失った路を辿る
足下には水の調べ
草叢がざわつく声
何もかもがシャボンのようで
残像を手繰り寄せてみても
灰になって風の中に消える。
すれ違うばかりの生き方しかできないなら
この枠から出られないままなのでしょう
空白の中で探す 大切なものを
この手にはできないまま
ただ温もりだけが 寄り添う
誘(いざな)う歌 悲しみに濡れてもなお
触れることができずにいた 痛みに
耐えられなくて 叫んだ あの夜はもう遠く
揺れる街の燈(ひ)に流される人の中で
裸足で駆け出した
ただ ただ 君に会いたくて
それでもたどり着けない
わかっていたのに・・・
|
|
|