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hand and hand
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作詞 蘇季 |
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硝子越しに見上げる空から
銃声が響く
忙しなさが残る街で
祭りの始まりはいつもおぼろげで
終わりが来る事を忘れさせる
憂鬱にさせるほどに五月蠅い声に
耳をふさいで
躓いた拍子に剥がれてしまった心情
いつまでも遠くを見つめているだけで
誰ともふれあう事なく終えられるのに
掴み取った答えが過ちに気付いても
僕は素知らぬふりで歩き続ける
たぶんきっといつか君に気付いたとしても
振り向かないで
“心配しないで”
大丈夫だから笑って
見送るときには
君にとって良き日であれと願う
退屈しのぎに話しかけられるほど
寂しいなんて思うことはない
ただの確認事項みたいに
摘み取った果実 次の瞬間腐り出したら
いつか全てを忘れられる気がして
遠き日の記憶
掻っ攫って海に沈めたら
正気じゃいられなくなるんだろう
孤独とみなされた日のように。
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