|
|
|
夕日が照らしだす道の向こう、走り行けば。
|
作詞 蘇季 |
|
目を閉じればふとよぎる
君の声
今では遠く
失って初めて気付いた
「生きることは意外と一人でもやってけるモノらしい。」
後ろめたさを覚えた想いなら
今この手で切り捨てて
「一から始めたい」
ガラクタの山登りつめて
やっとみつけたのが
たとえ価値なしだろうが。
何度諦めようとしたことだろうか。
頭の中から消えてくれない「残像」
呼吸さえ止まりそうなほどに
少しでも気がゆるんでしまえば
泣いてしまうほどに。
揺らいでしまったセツナ
冷たく突き刺した痛み
「どちらを向けばいい?」
目を閉じれば回り出した
冷たい迷路
鏡だらけの世界
正解なんて無いから
身動きとれなくなる
雨が降り続くのなら
いっそ傘もささずに
呆然と立ち尽くして
白でも黒でもない空を見れば
曖昧な夢の後
やっとたどり着いたんだ
この答えに。
誰もいないとしても
笑えるような気がしていたんだ。
沈んでく夕陽が不意に街を照らすから
呼吸さえできなくなる
感覚が途切れてく。
駆けだした両足はいつしか崩れていくなら
いっそ立ち止まってしまえば
なんて 想いが巡る。
照らされた道の向こうに
何があるのだろうか。
時計仕掛けの唄を
口ずさんで行けば
ふとよぎった 君の声。
|
|
|