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アンバランス。
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作詞 蘇季 |
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目を見開いて振り向いた瞬間に
どうして?
頭上に雨は降った
冷たい帰り道、君は笑って
呟いた
「今日きっとそんな日だったんだよ。」
彩りを変えてく街に
今日はさようならしよう
明日という日を迎える為に
こうして伸びてく影を見送った
辛い時君はきっと笑って
隠れて一人泣いてたんだね
僕は手を差し伸べられなかった
「ごめんね。」ぽつりと
雫は零れた。
通り過ぎる人混みの向こうで
また月が照らしてるよ
帰る場所が分からなくなって
泣きじゃくってまた
歩き出すんだ
通り過ぎた雨は
鮮やかな夕日を連れて
手を振るから
もう帰ろう
手をつないで
もう迷わない様に
夢中で追いかけた後ろ姿を
捕まえること出来なくて 手放した
お気に入りのぬいぐるみを
両手で抱きしめながら
また昨日に変わる
星は巡って
苦しい時も一人きりで泣いていたんだね
それでも言えるよ
君はひとりぼっちじゃないでしょって。
笑って今度こそ手を差し伸べるから
どうか届いて。
戸惑って疑って動けなくなるほど
悩んでその先に進んでゆこう
黒い世界の向こうへ駆け出して行こう
答えはまだ出てこないから
躓いて転んで泣きだしたあの日と
同じように 笑って
いえるように・・・。
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