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Times
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作詞 蘇季 |
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透明な白さに僕は目を伏せた
冷めれば冷めるほど
火傷する現状
「探し物は?」など問われても答えない
なぜならなんて欠伸の間に消えるよ
時計の針が3回転半回ったって
現状維持する事
ただでさえ面倒なのに
何もかもが嫌いな色に染まって
周囲(まわり)の 人間(ひとびと)はそれを綺麗と云った。
誰かと同じ意見なんて
うんざりです。わかってないでしょ。
同じ視界に居られない
遠くへ駆け去り行こう
刻一刻の間に掴んだモノは
灰になって ほら・・・
風に消える
何もかもが憎らしくあらば
己が身にさえも憎悪は満ちる
それならば なんて思っても
翼など生えやしないから
何処までも駆けてゆける?
それならばいっそ
今では遠い 君の許へ
空っぽになった硝子瓶を覗いて
目に染みる痛み
零れ落ちるものは何?
答えなんて無い。教科書なんて所詮は
常識という罪を埋めつける為のでしかないんでしょう?
全ては幻?それとも現か。
目に映るモノは全て変わってゆく
仄かに香ってくる花さえも
肩に降り注いで溶けていく
何もかもが残酷に感じるなら
僕のいるセカイも残酷なんだろう
それならばいっそこの両手から
自由と云う言葉を消し去ってくれ
何処までも追いかけてくる
現実からは
逃れられはしないから。
君の声が僕に聴こえなくなるまで
僕の声が君に届かなくなるまで
空の星ひとつ掴んでまた還そう
名前呼んでくれるなら
すぐに駆けつけるよ
無力でしかない
それぐらいの力しかないから
せめてその涙を拭い去って
・・・行こう。
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