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equalizer
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作詞 蘇季 |
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不安定な心に 一つ雫が伝って
ひび割れていく
時計の針が
何週目経ったところで
現実は変わらない
声にもできずにいた叫びも
遠い昔に追いやってしまった
いつかは忘れてしまえるって
信じて疑わずにいた
のにね。
いつの日か思い出す事を
僕は知っていたのかもしれない。
後悔?それとも、ただただ哀しいだけ?
耳を塞いで駆け出した
雨の中、
一人きりで
何も見えなくなるまで
聞こえなくなるまで
散った欠片を拾い集めて
また箱の中に閉じ込めるまで
鍵を握り締めたまま
流れる雲を見ていた。
鮮明に映し出される
言葉に記憶に 上空は翳る
掌の中に閉じ込めた傷は
いつの日か
忘られるように
目を閉じた
夢の続きは光も影もなくて
其処にあるのは
ただの枠線だけ
この地が涸れてしまう前に
水を与えよう
全てを見失う前に
この路の向こうにたとえば
何も見つからなかったとしても
たぶん笑っているだろう
何かを思い知ることが怖いから。
寒さに震えてしまうような世界で
優しい光を見つけられたから
ゆっくりと歩いて行こう
“もうなにもこわくないから”
全てを隠して眠っている今日も
明日が来る事を告げてくれるよ
何もない日々がやさしく思えるのは
いつかこの空を飛んでゆけるような気がしたから
ありふれた時の中で
崩れていくように駆け抜けてくよ
手を翳してみたあの星に手が届くまで
この声が続く限り
僕はわらってるから
どうか君はそこで・・・。
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