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Lost
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作詞 蘇季 |
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―誰よりも強く生きるために
何を信じればいいのでしょう―
両手から零れる花弁
全てを染め上げて・・・。
何となくで手にした本に
書かれていた言葉に
心は呑みこまれていく
気付かぬうちに
気付いてしまったのは
個人的不要な感情。
「どうだっていいんだよ」
それで割り切れたら
どんなに楽でしょう
思ってみてもなかなか実行に移せない
それでまた溜息吐いてる
痛いくせに笑って見せるのは
ただの強がりだって
思い知るのが怖くて
動けなくなりそうで
それでまた笑ってみる
鏡の奥で道化が廻り出す
何処までも響き渡る声に
突き動かされる明日でも
僕の後ろに道がある限りは
目を塞いで見ている現実
前へと進めないから
ここで立ち止まってみる
いつか思い出せなくなる日が来るまで
眠り続けられるならば
ゆっくり目を閉じよう。
何となくで過ごしてきた日々に
ふとよぎる科白が並ぶ
書き綴っては捨ててきた
遠ざける為に
気付いてるくせに
気付かないフリをするのは
何かを忘れてしまいたいから
世界が廻っていると
感じる度、思うのは
どんなに哀しい明日でも
許容していく事
それが全てなんてね
冷めた目で嗤う
それでまた頭抱えてる
少しずつ時間が儚く
壊れていく合間に
降り止まない雨音が
何処までもやさしくて
少しずつ失われていく色彩に
凭れていく
何事もなかったように
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