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dust
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作詞 蘇季 |
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眠たい目をこすって創造り上げたのは
ガラクタといわれて
捨てられてしまった
何か言うことは
見つからないので
何も言えないまま
肯定もせず否定もせず
ただ溜息吐くだけ。
タイマーが時間になったと教えてる
止めてもまた廻り始めてしまう
どうして?
そんな問いかけさえ無意味だって
言い放って
ごみ箱に投げられた
簡単に笑わないで。
簡単に言わないで。
気付けば逃げてしまう
現実から?幻想から?
本当に動けなくなる日まで
歌っていたいの。
誰にも届かなくていい
なんて言って
空を見上げた。
束の間の3秒間。
何回時計を見た?
緊張してるからって
頭の中はぐちゃぐちゃで
一瞬の間に過ぎてった
横切ったのは一塵の風
巻き込んでいったのは
どうやら
僕自身だったようです。
あれから幾年過ぎたでしょう
日めくりは昨日を残さずに
カレンダーは跡を残して
時間は流れたと伝えた。
読みかけで止めていた
題名のない本一冊
誰が描いたかもわからない
けど
終わりだけは知っていた。
色褪せた視界に
映り変わる景色が
どうしてか物悲しくて
朽ちていくような気がしてた
タイマーは時間切れだって
頭の奥で告げている
墜ちてった世界を
また積み上げて拾ってゆこう。
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