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雨の中で。
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作詞 蘇季 |
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雨の中、裸足で駆け出した
この世界がとても歪んで見えて
溜息吐く暇も与えてくれない
夜中誰かの話声がした
聴きたくない言葉ばかりが空気を伝って
息苦しくなっていく
無意識に外へ飛び出す準備をしてる
誰にも気づかれない様に
無言で飛び出す準備をしてる
まるで最初から何事もなかったように
電車に揺られて
遠くへ
この場所から鞄一つで
外へ飛び出した
「・・・−−−許されなくたっていい・・・・」
許されたいわけじゃない
せめてどうか
自由にしてくれ
冷たい雨の中
ガムシャラに走り出した
“傘なんて必要ない”
それぐらいなら耐えられる
それから、いっそ
いつか晴れてくれるなら
心の雨も晴らして
風の彼方へ飛ばして
また新しいはじまりを迎えよう
無我夢中で駆け出した
流れてくるメロディが
僕の背中を押して
手にしたのは無意識の言葉達
雨の中駆け出した
この世界が真っ白に染まった
溜息吐く時間なんて無い
立ち止まっても
前へ
進んでゆくから
せめて声の続く限り
歌い続けるよ
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