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忘却流過
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作詞 蘇季 |
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流れてくる旋律に身を委ねて
口ずさむ歌に
思いを巡らせる
歳月は誰も知らぬうちに足を進める
目の前を横切る
綿毛の行く末など
知らないまま遠く見送った。
どうして本当の事
口にするたびに
泪は頬を伝う
その理由(わけ)を
誰も知らないまま
いつか忘れて去られていく。
怖くて逃げだした闇を
くぐりぬける
影に手を振って
鏡に映る景色に
ただ怯えて泣いている
木霊する。
誰かの声に目を覚まして
見上げた空
いつかは忘れていくのかな
言葉も声も姿も
徐々に霞んでゆく
確かな事でさえも
部屋の片隅で泣きながら呟いた
詞が今でも哀しく胸の奥に響いてる
いつか今見える世界が
この目に映らなくなる日が来るなら
それさえも受け入れよう
誰も気付かずに
目の前を通り過ぎてく
日常をただ眺めていた。
まだ震えてるその手を握り締めて
無理して笑う君と共に
ゆっくりでも
一歩ずつでもいいから
歩いて行こう
それぐらい・・・・・。
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