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with you.
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作詞 蘇季 |
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微睡みの中、聞こえる声に
耳を塞いで眺める午後。
色褪せた世界ならばもう一度塗りに行こう。
本当の自分というのは
簡単には見つからなくて
それでも今の僕とは違うと
言えるのは どうしてだろう...。
ポツリと頬に伝う雫は
手の中に堕ちていく
水溜りの中を自由に泳いでゆこう
船でも浮かべて
流れる月日は
遠くへと消えてくけど
笑ってくれるなら
それでいいと
居間へと突き放すよう・・・
風が遮る言葉に
僕は歌う
君へと・・・届くなら・・届くまで・・届くといいな。
笑って居られるのは
どうしてなのかは知れないけれど
いつかは解る日が来ると
誰かが囁いた。
些細な事で泣いてしまうのは
弱いせいかもしれない
だけど
違うかもしれないでしょう?
遠い日の僕が問いかける
「君は今も笑っているの?」
凍てついた世界で
うまく笑えない君から僕へと。
暫くは強がってみるよ
頭上の雨につぶされないように
きっといつか晴れるなら
君の声が聞きたい
色褪せてしまってたのは
僕自身だと知っていると笑ってみても・・。
少しずつ少しずつ
立ち止まっていた場所から歩いて行けるように
君の手を取って
遠くまで歩いてゆこう。
割れた硝子の破片はキラキラと
宙を舞って
視線は奪われる。
一つ一つ拾い集めて
たくさんの星になるように
輝いてゆけ。
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