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どうして
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作詞 蘇季 |
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両手いっぱいに花を抱えて
歩いていく、一人。
雨の中見送るのは
遠き日の記憶
いつかは思い出に変わってしまうこと知ってるから
手紙を添えてあの場所へ。
いつもなら足取りの重い帰り道
今日に限っては少し違った
二つに引き裂かれた世界も
どうやら徐々に復元するらしい
雨の中、跪いて
思いをすべて吐き出すような
灰色の誓いは 淡々とノートに綴られる言葉のように
宙を舞う。
何処からともなく
流れてくる花の香りは
どうしてこうも胸を締め付ける?
いつまでも捜し続けてるのは
希望?それとも後悔?
突き放せないまま留まり続ける
生温いやさしさの中
見つけたのは
風に舞う花弁、
その向こうに見える懐かしい面影。
迷わずに君の許へ走り出すのは
喜び?それとも・・・・・・。
地に堕つる雨のしずく。
鮮やかな彩りの中
徐々に空は晴れ渡る。
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