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Break it.
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作詞 蘇季 |
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少しずつ冷たくなる世界に
問いかけることもできなくて
黙り込んだのは 臆病のせいにして
目の前の敵をすべて切り捨てて
朱紅く染まる視界に狂笑を浮かべて
この両手が黒く染まりゆくのを
気付かないフリをした。
景色の儚さを誰よりも知ってる筈なのに
何よりも冷酷に壊していくのは
足に繋がれた鎖が解けなくて
どんなに足掻いてみても
抜け出すことができない苛立つ。
ふとした瞬間にフラッシュバックするのは
閉じ込めたはずの記憶。
目まぐるしいほどの旋律は
いつの日か気を狂わせるから
吐き気がする。
始めは大切なモノを守るために、
次は失ってた何かを取り戻すために、
最終的には 自分自身が生きるために
徐々に目的が変わっていく。
それがどうしても受け入れられなくて
その思考を掻き消す為に
何度も視界は黒く塗りつぶされていく。
壊したかったのは目の前にある壁で
狂わせたのは己自身。
そんな事気付いていながらも
今日もまた
朱紅く染まる視界に言葉を浮かべて
この両手が黒く染まりゆくのを
気付かないフリをして通り過ぎていくのでしょう・・・。
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