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ハイイロノソラ。
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作詞 蘇季 |
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天気予報はいつまでも曇り
いい加減に晴れたらいいのに。
なんて言葉とは裏腹に
もうすぐ土砂降りになるようで。
日差しさえまだ眩しくて
晴れたとしても天気雨。
いい加減に考えるのやめたいの
なのに 頭上に留まり続けるから
イライラしてるの知ってまたイラついて
どうしようもない禅問答
繰り返してる
「ばかみたい」
ずっと箱の中に閉じ込めたモノ
全てをも一度見直せば
新しい事に気付いたりして
その物事に傷ついたりして
暗い世界にポツリと
雫が波紋を描いて
聴こえてくる足音に
怯えてばかりで
音のする方を見た
差し出したのは小さなチケット
一言僕を刺して笑った
奇跡なんて信じられなかった
気付けば目が霞んでいた。
何度も自分に言い聞かせた言葉なのに
無意識に手を伸ばしていた。
いつからそこに居たのだろう
閉ざしていた扉の向こう
膝を抱えて眠った日々も
今では懐かしい
些細な夢だったのだろう。
今はもう遠いけれど
いつの間にか雨も止んで
何処までも行けるような気がした。
何処にでも行けるような気がした。
それでもまだ曇ってるのは
時間をまだ見てるんだろう。
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