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幻想曲
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作詞 蘇季 |
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夢の後 気付けば君はいなくて
空になった空間を抱きしめていたよ
もう一度 目を瞑って
開いたときには
君は目の前で笑っていた
「可笑しな夢を見ていたんだ」
口にしてふと気付く
何処から夢で 何処までが現実で
それさえも 分からなくて
君からもらった人形を見て泣いていた
窓の向こうの景色は
果てしない蒼さに埋め尽くされていた
後ろに僕以外の人がいたとしても
気付きはしないんだろう
泣いていたから。
何処からが未来で 何処までが過去だろう。
境目さえも曖昧で
また溜息吐いた。
歌うことが好きで
声が出なくなるまで歌っていた。
遠回りになったとしても
歌い続けていたくて
今日もまた音合わせして
ギターを爪弾く
出鱈目な言葉並べて声にしながら
遠い空の下にいる君を想った。
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