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手紙と小さなオルゴール。
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作詞 蘇季 |
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遠くから聞こえる歌に惹かれて歩く街並み
何処からとなく響く 空に
か細い光の中 揺れる人の中
かき分けて手を伸ばす。
闇夜に浮かんだ世界は物憂げで、
何一つ言いだせない
僕を見て哂う 景色に
溜息一つ溢したなら
全てを清算して 歩こう。
君のいる世界にこの空が見えてるのなら
全てはつながってるって
笑って云えるかな・・・
奇跡は起きないって眠りに就く
君へ
僕は
何を
残せるのだろう・・・。
郵便受けの中
手紙が一枚届いた。
宛先もない
手紙に 目を疑う。
誰からだろう?
思いつかないまま
封筒を開け覗き込んだ
手紙と小さなオルゴール
不思議な日だったと
笑って いられる
懐かしい唄が 届いた。
何処に居るの?
君のいる世界にあの星が見えてるのなら
全てはつながってるって
笑って云えるのにな・・・
何もできないって眠りに就く
僕に
君は
何を
伝えたかったのだろう・・・。
記憶の底に沈めたモノを
掬いあげるには 負担がかかる
見たくない世界を思い出して
嗤う僕をみて
君が泣くから
せめてこの歌を送ろう
ポケットの中につめこんだ
想い出を両手に 空に放って
遠く遠く響く声に
怯えてる 君が笑うなら
それでいいと思うんだ。
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