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白黒
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作詞 蘇季 |
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不安定な道を行く
影は一つ 零れ出で
風が揺らす視界を
よろめいた足取りで
ざわめきだした全てに
雑音が入り混じる
君の声が聞きたくて
手を伸ばす僕に
冷めた目で笑う
幻を見た
「君は何処に居るの・・・?」
探しているのに
見つからないから
泣いて泣いて泣いて・・・
走り抜けた
あの頃にはもう戻れないとしても
前へ前へ前へ・・・
進んで行ける
この目が全てを映さなくなるまで。
不完全な彩りを行く
光は一つ 僕を拒む
夜が照らす優しさに溺れぬよう
漂っているだけで
騒ぎ立てる周囲の声に
うんざりしてるんだ
「くだらないなぁ・・」って溜息一つ
冷めた目で笑う僕に言う
夢を見ていた。
「僕はここに居るよ・・・。」
叫んでるのに
誰も気付かないままで・・・
渇ききった世界に水を与えよ。
君の声が 全てが癒すから
遠く遠く遠く・・・
かけ離れた日々を
過ごしている人へ・・・。
逆様に同じなんだ。
そう呟き笑って見せた。
僕の声聴こえていますか?
君の全てを感じては居るんだ
だけど
怯えるばかりの僕は
君を無意識に傷つけて
抱きしめる事さえ忘れていた。
伝える事さえ忘れていた。
「どうしても・・・。」
泣いて泣いて泣いて・・・
走り抜けた
あの頃にはもう戻れないとしても
前へ前へ前へ・・・
進んで行ける
この目が全てを映さなくなるまで。
渇ききった世界に水を与えよ。
君の声が 全てを癒すから
遠く遠く遠く・・・
かけ離れた日々を
過ごしている人へ・・・。
長い月日を経て辿りついたんだ。
もう離れない様に 抱きしめていよう
迷子になったあの日の様に
かくれんぼをし続けた
あの日のように・・・。
色褪せた色彩が
最初に戻るまで
あとどれぐらいの月日を
費やせばいいのだろう。
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