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写真
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作詞 蘇季 |
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曇った窓に描かれた世界は
まるで僕らのこれからを暗示してる様に
見えたんだ。
「弱音を吐かなくなったわけじゃないよ
本音が言えなくなっただけなんだ。」
そう言って笑うから
その笑みがいつまでも心を締め付けたまま
剥がれはしないんだ
困った顔してばかりの君に
とっておきのプレゼントをって
思っていたのに
与えられてたのは僕の方だったんだ。
悔しいけど本当で
だから君と生きていきたいと思ったんだ。
「笑っていいよ。
泣いてくれたら もっといいよ。」
そんな事口にできないから
出来るだけそばに居て
心の中で駆け巡る想いは
心の奥にしまい込んだ
写真立ての中の僕らは
幼すぎて
今居る僕らは
あの頃より 前に進めていることだろう
あの頃よりも もっと 笑えているんだろう
そう思いながら 一日が過ぎていった。
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