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硝子細工。
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作詞 蘇季 |
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教室の中 君の視線がチクリと 胸に突き刺さる
その瞬間 何を考えてるのかわからなくて
不意に目を逸らしてしまった。
心臓は高鳴る一方で
目眩を起こす僕がいて
“君のいない日々は退屈で
だからって君の居る日々は落ち着けなくて”
僕とは逆様みたいで同じ君だから
気になって仕方がないんだ
硝子を割るその姿に
目は奪われる
砕け散る 破片が
この目に焼き付いて離れない。
一瞬をとらえたレンズは
連続写真みたいにコマ送りする
印象的な 色彩(表情)は 壁に飾られたまま
色褪せずにいるよ。
考えてる事が同じだって
誰かが言ったけど
偶然がいくつも重なれば
それは運命だって
笑える言葉を吐いてしまうんだろう
僕をとらえる視線は
目を逸らす僕に何かを告げようとしてる様で
チクリと胸が痛むよ。
その言葉を受け入れることは
これから先 ないのだろう。
口にしないまま 通り過ぎていく
・・・日常に。
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