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光
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作詞 蘇季 |
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目を閉じて耳を澄ませば
聴こえてくる
鳥の声 電車の音
騒がしくて目を覚ました。
また同じ朝が来たような気がした。
日々は変化してく
時間は僕を残して
記憶は君を残して
そうだった筈の
日常から 逃げ出そう。
もうこれ終わりにしよう。
捕らわれていた感覚に
溜息ついて また独り言。
そんな日々から“サヨナラ”して
躊躇わず進もう
見えるならこの手を取って。
歳月はいくらか過ぎました。
それでもまァ・・・
簡単には変われないね
笑って見せる顔はどうやら
引き攣ってたらしい
そりゃそうでしょう??
夜風がとても心地よくて
一人窓から飛び出して
帰ってきたとき
鍵はしまっていた
もう帰れない?
凍えるセカイに
見えたモノは意外にも
輝いて見えるのに
何処か 哀しくて
声が震えるほど
何処へ行こう?
僕の居場所はどこにあるの?
きっと身近に あるはずなのに
無くなってしまった
あとの空しさはなんだろう?
問いかけるのも 疲れるから
天高く翳した掌の隙間から
零れてくる陽は
眩しくて
目が眩むほどの
傷みを伴って
いつかは突き放すんだ。
「さぁ、ゆこうか」
何処に行けばいいのだろう
何処にも行けずにまた留まった。
佇む 視界に映り込んだモノは
懐かしくて いつの間にか泣いてたりしていた。
「僕がもう少し…」
いつも思うこと。
途切れてく言葉に
いくつもの 思いが滞る。
嘘は無いよ。信じてくれるなら。
留めることなく止まっている
君に会いに行くよ。
その手を取って・・・
声がなくなるまで歌うよ・・・。
届くまで・・・。
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