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小さな祈り。
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作詞 蘇季 |
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ざわめきだす人の声 何処か物憂げで
「誰の声?」君をその世界から連れ出そうとしてるの?
届カナイ 届ケタイ願イほど・・・。
届キタイ 手を伸ばしても
またユメなんだって思い知らされて 目が覚めて
明日は晴れるのかな?ってふとよぎるよ。
「降り続く雨」 僕の頭上に 降り注ぐ
時間(とき)の欠片を集めてみても
世界中のどこを探しても
君がいないと気付いて また目が覚めて
繋いだ指が ほどけてゆく
手繰り寄せたその世界の色彩(いろ)は何色?
あとどれぐらい この路をゆけば 君に辿りつくの?
流れ出す 感情は止まらずに
流れてく 風の音に
身を委ねて 日々は壊れ ハジけた・・・。
明日が来るというなら 思い出そう
君をもう一度 探す為に、取り戻す為に。
会いにゆけたらいいのにな
願ったまま 叶わないまま
通り過ぎてゆく 日常(ひび)に
さよならって 手を大きく振って
背を向けた
その一瞬に君を見つけたんだ。
懐かしさに壊れてしまいそうだ。
触れようとする指先からは
涙だけが伝ってく・・・。
「何もない」明日が来るというなら 歩き出そうよ
降り注ぐ雨 僕はまだ動けずにいる
許されるのならその手を取って
連れ去りたいよ
「・・・。」
手を伸ばした先に 誰も もういなくとも
謳い続けるよ 永遠の中で。
時間は廻る 僕を一人残して
君が気付いてくれるなら その手を取ろう。
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