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crer
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作詞 蘇季 |
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再生ボタンを押したまま眠った
今日の午後は あまりにも退屈で
「くだらないな」ふと笑うそんな話さえ
笑えるからいいと思った。
結局は何をしたかったんだっけ?なんて
誰も答えるはずがない
解りきった事 繰り返し
ふと笑った 意味もなく 頼りなく
いつの間にやら 遠ざかった日曜の朝
君がいないと手探りで探した。
やっと見つけた 表紙の裏に
「君は僕を 覚えてるか?」なんて
描いてきた世界を
歪んだ歌に乗せ 空へと還した
合間見えぬ 天の夢
“さよなら”さよなら・・・。
いつの日からか見えなくなった
君の姿が
こわくなった ふあんになった
それでも 手繰り寄せて
砂にとけた
ありふれた詞の中に
嘘をちりばめて
目を逸らす 空に
境目は無く 光は零れる
深紅に染まる 君が見えなくて
目を閉ざした
瞬間の光の中映る
逆さまに 手を振る
「ダレノスガタ?」
聞こえるなら 謳ってよ
聴こえなくなる
その時まで
解らなくていい 分からなくてもいい
この声が届くのなら・・・。
忘れてしまいがちな
ありふれた嘘の中散りばめてく 夜空
あまりにも綺麗過ぎた
罪過に 呑まれない様に
あるくことだけ 歩く事だけ あるく事だけ・・・
静まるだけのセカイに
聞こえる 声だけが
聴こえてくる 遠い音に
きづかぬよう 気付かぬように
全てを壊した。
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