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欠落証明。ー月下微睡にてー
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作詞 蘇季 |
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硝煙の曇り空
手招く 白き意思
それは 歪んだ 世界を つづり始めた
瓦礫の空には淀んだ月明かり
ありふれた日々を
思い出すように
ザワメク 人波 呑まれぬように
途切れぬ様に
歩き続けるが
ふらつく足取り
白みゆく街並みに
漆黒の羽根一つ 宿す心は
全てを映す事はもう適わない。
閉ざされた歌は
平行を辿る
いつの日か忘れらる
幻想と知りながらも
また惑い 紛う ものならば
いっその事
ーコワレテシマエー
下された 禍罪。
季節は巡らんとして
荒らかなるかぜが吹きすぎる
目を閉じれば消え去りそうなほどの痛みの中
手探りで 手繰り寄せて 突き放す
逆さまに映る セカイへ
手を伸ばし掴むけど
君はいなくて
夢から覚めた後の
痛みは
遠い昔から残された、ままで。
鮮明に思い出される
全てに 祝福はされなくとも
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