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もう一度 君に・・・。
作詞 蘇季
・・・―もうこれで「何度目の朝を迎えたのだろうか」・・・?―・・・


差し込んだ光が目に刺さって
痛々しい記憶を呼び覚ますから
空回りし始めた夢は
宙へ舞い 僕の手を掴んだ

冷たく褪めていく掌は
もう何も生み出せないと
気だるく力を失くしていった

無音の幻想(ゆめ)を纏い始めた頃
君を見つけられていたなら
今すぐ全てを振り払って
君の隣にいると誓うのだろう。

でも「君は・・・。」

早く君を見つけなきゃ
これ以上傷つく事のないように
これからを見届けるまでは

「はやく・・・早く・・・速く・・・」

出来ればこのまま
時間が凍りつくのなら と
願うことは多々あるよ。
それでも 止まるわけにはいかないから。

再生するその時まで
僕はただひたすらに

謳い続けるのだろう。

君に向けて

今一度許されるのなら
言いたかった言葉があるんだ。

でも君を前にしたらきっと
口を閉ざしたまま
言えずにいるんだろうね。

何もかも目の前にした後じゃ
口を噤んだまま

次第に口遊んだ言葉は
あまりにも 遠すぎて

声にはならなかった。

この言葉はきっと誰にもぶつけられずに
全てが零に還る日まで
奥底に沈んでしまうのだろう

例えば

月明かりも見えぬ夜に。
見失った 空の許に
僕は今日も 佇んでいるのだろう。

―――・・・「もう一度 その世界へ・・・」・・・―――

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル もう一度 君に・・・。
公開日 2010/10/17
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 何度諦めようとしても真っ直ぐに世界は。
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