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sky away
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作詞 蘇季 |
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狭い路地裏をくぐりぬけて
今日はどこまでいけるのだろう?
やさしい風の匂いがした。
甘く鼻に残る
色褪せたその景色に
映し出されるのなら
今の僕を見ていてはくれないか?
そしてそっと手を伸ばしてみてよ
傷ついたその掌を
拭う術は知らない
それでも「今日」が始まりを告げた
怖がらないで
手を伸ばして 謳って ねぇ 見せてよ
その声を目印にして
僕は君の許へと行けるから。
暗くなったその視界に
何も見出せないなら
この手が見えるまでは
何も言わず隣にいるから
汚れた手のひらじゃ もう
何も見え無いと
そんなに汚れてもないのに
怯えないで
出来る限り大きく手を振ってよ
僕の目に届く範囲で
君を隣に置いておきたいんだ。
理想と現実ましてや幻想も夢の中へ
どうしようもないと
溜息ついては耳を塞いだ
世界は紛れもなく
君がいるから
それで十分だと
ふと笑う 宵月に。
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