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幽冥華
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作詞 蘇季 |
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一時の休息を・・・。
目を閉じ静かに空を感じる
今では遠い昔のように
昨日が思い出される
目覚めるたびに頼まれた仕事をして
皆、寝静まった後に
僕は外に出る
いかにも傷ついたような顔をした
世界に落とされた気分です
「被害者ぶらないで」
なんて 言葉ぶつけてる時点で
「被害者」ぶってるって
解れよ、もう・・・。
夜は明けるから
静かに 目を閉じて
朝が来る事だけを待った
それから眠りに就きたくて
斃れ込んだ
視界にうつされた
真ん円の月は
僕を嘲笑った。
ある日突然言われた言葉に
動けなくなって
幾歳過ぎようとしてます。
何回も言われ続けた詞に
捕らわれたまま
今を生きて
何の意味があるの?
何もないのに・・・
何があるというの?
今は見えぬ世界の路末を。
解ったふりしかできないなら
チカヨラナイデ
消え去ってほしい
痛みは伴うとしても
僕は一人でも
笑っていられた。
掻き乱さないで
部屋の中をのた打ち回って
立ちつくした
思い知らされる
それが怖くて。
窓の向こうを見上げた
眩しくて目が眩んだ
それでもってまた
今日を生きた。
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