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一日。
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作詞 蘇季 |
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幼いころから見ていた景色は
どこか色褪せて見えて
知らない場所にいて
知らない人ばかりで
“僕は何処にいるの?”
解らなくて 泣きだした
目覚めるたびに
天高くに手を伸ばした
思い出すたびに
痛々しくて
この言葉を君に
「いつか迎えに行くから」
どんな世界に居ても
どんな夢物語を描いても
ゆっくりでいいから
歩きだそう
変わり映えのしない景色があるなら
忘れないでいて
その世界を。
太陽が眩しくて目が眩んだ
痛みが駆け巡るから
夜はただ冷たくて 怖くて
逃げ出した
星はただ巡る 居場所変えて
月だけはやさしく 突き放した
言葉にしても伝えきれない
想いはここに佇んでいた。
誰の声?名前を呼んで
忘れてしまいそうな
記号のような 文字の配列を
思い出せなくなるから。
それでも
只管に 足を引きずってでも行くさ。
掌に零れ落ちた雫は
止め処なく 流れゆくだけですか?
それならいっそのこと
泣く事さえ 忘れてしまえるのなら
それで そのままで
描いてゆこう。
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