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不完全消滅〜Mephistorule〜
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作詞 蘇季 |
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どんな言葉で飾り付けても
くだらないセリフを並べられても
心まで響かないのは
ただの警戒心から来るものじゃなくて?
なら別の何か 教えてよ
鏡の奥底に沈んだ
君は膝を抱え時を越えまた眠る
幾ら 幾度 僕らを思い出したとしても
虚ろな瞳で
君の目に形だけが残る
色彩の無い世界で踊る
静かすぎた街にさよならを
して 僕の手をとった
二年後 の 時を迎えて
新しい季節に舞った
枯れ葉舞う姿だけを目にして
また違う世界へと駆け出す
あれから5年も歳月は過ぎ
そよ風さえも痛々しく
別れを告げる その掌からは
冷たい思いが 伝っては墜ちる
水溜りの中 君を鏡の外へ
投げ出したが
未だに泣いている
「・・・いないのに。」
手探りで探して
僕の声が聴こえるのならば
謳うから 耳を澄まして
空回りする現実の中
走り出せずにいたのなら
忘れてほしい それが
君の為になるなら
一度目の別れは君を破壊した
あの日の朱紅に染められた
君は深く凍りついた
日の中眠る。 時の中巡る・・・。
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