|
|
|
I crying in the rain.
|
作詞 蘇季 |
|
目覚めるたび
思い出して 泣いていた。
全てに突き放されて
遠退いていく影
君ハ誰?
思いだせなくて
ふと振り返った瞬間に
自分がいるバショさえ
分からなくなっていた。
差しのべられた手に
未だ戸惑っているよ。
遠く遠く・・・
響き渡る空に
巡りくるは終幕(おわり)でしょうか?
繋いだのなら
もう離れないで
放さないで いようね…。
夕闇にのまれたまま
二度と戻れそうにない
応えるは 鏡の奥の
世界に在る 自分だけ・・・?
くだらないと吐き捨てた後の
帰り道 いつもより
おぼろげで
また歩き始めるだろう
独りだけだとしても
ふらりふらり
訪ね歩く先
どこへどこへ
向かっているのだろう?
狂うほどに
悲しみしかなくて
“掴めない”
目の前にあるモノさえ
信じられずに・・・いる
書きとめた文字
並べ替えたところで
何のイミも持たない
知っていたよ。ってふと笑って
閉じてく視界に
どうしてどうして
強くなれない?
声にするたび 崩れ落ちるから
ふらりふらり
歩き行く先に
何が見えるの?
指先(ゆび)に絡む 言葉にさえ
剥がして墜ちる 機械の音に
塞いで壊して しまえばきっと
何かを確かに
感じられたはずなのに
壊して壊れて 消えていく先
遠く 響く光の音
闇が優しく包み込んで
消えてくから
思い出して 遠くて近い 奇麗事のような
風の音色(いろ)
不安にさせた こんなに君を
想ってたなんて 気付かないで
いられたら本当の言葉に
「気付かないでいられたのに」
|
|
|