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作詞 蘇季 |
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風がざわめきだす
窓辺に
届いた知らせは
何処へ
転がっていくというのでしょう?
誰にも知られずに
途絶えた。
迎え撃った窓の向こうに
何があるというの?
誰も知らないから
応えず、通り過ぎるから
絡まっていく考えは
そのままにして
箱に詰めた
大それた物語なんて
いつかは朽ちるために存在して
小さな事でしかなかったお話は
誰かの言葉で 色付けされてくから
止まらずに進めばいい。
色鮮やかなる 季節に
僕はまた 目を逸らしてしまうのでしょう。
白黒で染め上げられた 僕(こ)の世界に
終わりはあるの?
時折見せるその表情に
どれ程の嘘 見出せる?
口にして 溶けだしてく
涙の意味でさえ
いつかはわかる と呟いて
信じてみようか 迷った。
何処につながるというのでしょう
全てを零に還して終えば・・・。
認められたくて手を伸ばした 筈が
抵抗した。
全てを否定して
何もかもが 疎ましく思えるのなら
早く消え去って・・・
迎え撃て 全ては敵でしかないけど
我をふさぐ盾すらなく
剣を紅く染め上げて しまえば・・・
もう二度と戻れない。
明日が散らばる限り
昨日が朽ちてく限り
今日が崩れる 限り
僕は目を塞いでいよう。
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